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いつかは…きっと…良い思い出に変わるのかな… 5

カテゴリ: 寝取り&上淫
次の日、俺のバイトが終わると美樹さんが迎えに来てくれた
車に乗ると『お腹空いてるでしょ?
お弁当作って来たよ
今日はいつもと違う夜景見に行こうか?』
目的地に着き、弁当を開けると、いい匂いがした
『あんまり作らないから美味しいかわからないけど…
食べてから話をしたって遅くないでしょ?(笑)
美樹にも少しちょうだいね(笑)』
美樹さんは、俺が暗い事に気を使い、話をするまでの間、一生懸命笑顔を振り撒いてくれた
美樹さんにしても彼女にしても、必ず俺より気を回してくれる…
自分が凄くふがいなくて
情けなかった…

帰り道、何も会話のないのを気にした美樹さんが
ほんの少しだけ音楽のボリュームを上げた…
流れる歌が切なかった…

次の日・・・今日はいつもと違う夜景見に行こうか?』
目的地に着き、弁当を開けると、いい匂いがした
『あんまり作らないから美味しいかわからないけど…
食べてから話をしたって遅くないでしょ?(笑)
美樹にも少しちょうだいね(笑)』

お弁当を食べ終え
少し落ち着くと今日は俺から話し始めた
『昨日、帰ってから、ずっと考えてた…
正直…元カレの子かもしれないって可能性はあるけど
あの頃に妊娠したのなら
俺の可能性の方が高いと思うし…
美樹さんが産みたいなら、責任は取るべきだと思ってるよ…
でも、まだ18だし、来月からは専門学生だし、美樹さんと子供を養っていけない…
学生をヤメ、働くとしても養うだけの給料をもらえるのか…わかんないし…』

…正直、もし元カレの子なら責任は持ちたくないと考えていたが、美樹さんを直接目の前にすると言えなかった…

『美樹…今日会えば…
〇〇に断られると思ってた…そしたら美樹…一人でこの先、育ててくつもりでいたから…
うれしい…ありがとうね…』
美樹さんは涙を浮かべながら、俺の首に腕を回し、抱きついた…

…言ってしまった以上、もう後戻りはできない…
専門学校を断念する事…これから先の事…
そして…彼女を諦めなきゃいけないこと…
辛い事ばかりが頭に浮かんだ…

しばらく抱き合った後、美樹さんは仲直りを求めるかのようにキスを求めてきた…何度も何度も…
こうなってしまった以上、俺も美樹さんに答えるように何度もキスをした…

『ねぇ…しばらくしてあげてないね…
いっぱい溜まっちゃったでしょ?』
美樹さんは、そう呟くと、俺の返事を待たず股間へと手を伸ばした
『今日は〇〇のしたい事、したいだけしてあげるね…』
美樹さんは自分の手に唾を垂らすと、俺のをシゴき出した…
内心…精神的に立たないよ…
って思っていたが、見つめられながら、いやらしい音を聞かされ、シゴかれると、そんな事は関係なしに俺は勃起してしまった
『先っぽ…いつもよりデカくなってるね…
どんな事して欲しいの?
美樹に教えて…』
耳元で囁くと同時に、美樹さんの手が止まった

軽く撫でながら
『ねぇ気持ちいい?
しばらくしてあげてない間は、どうしてたの?
我慢してた?
それとも〇〇を想いながら一人でしてた美樹みたいに
〇〇も一人でしてたの?』
美樹さんが俺の目を見つめる…
『我慢してたよ…
ねぇ、美樹…それより早く…しゃぶってよ…』
少し笑みを浮かべると、美樹さんは俺のシートを倒し、手のスピードを上げた
『久しぶりなんだもん
口じゃなく、美樹の中にちょうだい…いいよね』
美樹さんは乾いてきた俺のモノを濡らす程度に口に含み濡らすと、スカートの中のパンツだけを脱ぎ、俺の上にまたがった

美樹さんは自分の手へ
よだれを垂らすと今度は自分の股間をそのよだれで濡らし、俺を迎え入れた
俺の手を頭の上ど押さえつけると
腰を回すように動き始めた
クチュ…クチュと音が聞こえ、美樹さんは身体を少し震わせると、腰の動きを縦に変えた
『〇〇の凄い気持ちいいよ…
おっぱいも舐めてあげるね…』
美樹さんは俺のシャツをめくり、乳首を舐めながら腰を振り続けた
『美樹、もう出そう…体位変えないと…』
俺の言葉を聞かずに、美樹さんは腰を休もうとせず
『中に出していいんだよ』
美樹さんが腰の動きを早くした直後、俺はイッてしまった

美樹さんは、しばらく抜こうとしないで、また何度もキスを求めてきた
抜いた頃には、俺の根元は互いの精液でグチョグチョだった
『ねぇ美樹の事好き?』
美樹さんがパンツをはきながら聞いてきた
精液を拭きながら、頷くと
『ずっと一緒に居ようね…』
と言い、美樹さんはまた俺に抱きつき、優しく微笑んだ
…もう絶対に後には引けない状況…俺は心から笑えなかった…

帰りの車の中で突然
『でも本音は…おろして欲しくないの?…おろした後も一緒に居てくれるなら、美樹、今回は諦めてもいいよ…』
美樹さんが話しだした…

少しの沈黙の後…
『でも美樹…お金ないから無理かな…
もし〇〇が自信ないなら…って話だけど…
もう少し考えてみたいなら、まだ少し時間あるから考えてみて…』
…突然の美樹さんからの言葉…俺にとって、降ってわいたような話しだった…
もし産んで違うよりは、今回は諦めてもらって、おろしてもらった方が…
お金が幾らかかるか、わからないけど、一人暮しの事を考え、少しなら貯金もあるし…
『美樹がそう言ってくれるなら…もう少し考えたい…
金なら少し位なら…俺、貯金あるからさ…
美樹は心配しなくていいよ…』

俺がそう言うと、美樹さんは軽く頷き…そして少し微笑んだ…
家に帰ると、俺の部屋のテーブルの上には兄貴の字で
『大事な話があるから、明日夜7時にいつもの居酒屋で待ってろ
それと〇〇子ちゃんから夜11時頃電話あったぞ』
とメモ書きがあった

その夜は、もし産むなら、美樹さんとの事を親に何て話したらいいのか…
子供を美樹さんが、今回は諦めてもいい…そう言ってくれるなら、おろすべきなのか…
彼女には何て説明したらいいのか…別れたくなかったな…
そんな事を考えると、なかなか寝付けなかった…

次の日の夜、居酒屋へ行くと兄貴は先に待っていた
姉さんもココへ来るらしい…
この前みたいになったら、もう嫌だな…
少し待つと姉さんが来た
3人揃うと兄貴ではなく、姉さんが話しだした
『この前はキツく言い過ぎて、ごめんね
美樹の事、調べてみたよ…
もし美樹の事が好きなら、かなり酷な話になるけど…大丈夫かな?』
何故だろう…姉さんが凄く気まずそうに話していた…
『おまえが大丈夫なら、話すけど、どうする?
大丈夫そうか?』
兄貴も聞いてきた…
『大丈夫だよ…もう何があっても平気な気がする…』

俺の言葉を聞くと
覚悟を決めたように姉さんが話を始めた
『あのね…私の友達が美樹の元カレと友達でね…
どうして、美樹と別れたのか聞いてもらったの…そしたら…』
姉が言葉に詰まるのを見ると兄貴が代わりに話しだした
『その理由がな…騙されたらしいのよ…
元カレに美樹さんが
「子供ができたけど、あなたと結婚する気はない…
おろしたいから、お金ちょうだい」って
元カレは「結婚して、産んで育てよう」って言ったらしいんだが
「絶対嫌…好きじゃないから…お金で精算して別れて」って言って、美樹さんは折れなかったらしい…』

『結局、元カレは費用を美樹さんに渡し
当日は美樹さんの病院へ付き合う約束をしたらしいんだけどな
いざ、当日になると
「ついてこられたら迷惑だから、もうおろした」って言いだしたらしいんだ…
それで元カレが、美樹さんを紹介してくれた人に事情を相談したらな…

「美樹さん…昔、中絶して…子供が産めないよ」
って言われたらしいのよ…
それを聞いて、元カレは美樹さんとは、金も取り戻さないで、別れたらしいんだけどな…
少し話が駆け足だったけど…大丈夫か?』
兄貴の話を聞きながら、俺は膝の震えが途中から止まらなかった…

『それと…美樹さん、婚約もしてなかったみたいだな…
元カレとは去年の暮れじゃなく…夏の終わりには別れてるらしい…』
想像してた以上の事実だった…
『ごめんね…美樹とは昔からの友達だったけど、そんな事知らなかったから…』姉さんは俯いたまま、顔を上げようとしなかった…

『おまえは金の話されてないか?』
俺は昨日の事は、まだ兄貴達には話さなかった…
騙されてたのかも…って考えたら悔しかったから…
昨日の別れ際の微笑みに裏があったのかと思うと…悔しくて、悔しくて仕方なかったから…
最初から…騙されてたのかな…

一人になりたかった…
兄貴達より先に店を出ると家まで歩いた…
道ばたの雪の塊を憎しみを込めて蹴るなんて初めてだった…
…本当に最初からなの?…
騙された事が、まだほんの少し信じられなかった…
だって…たくさん好きって言ってくれたから…
大切に想われてる実感があったから…
美樹さんと一緒に生きようと覚悟を決めてすぐに、こんな事言われても、信じられなかった…
聞きたくなかっかったな…
覚悟が大きかった分、ショックも大きかった…
もう美樹さんにも誰にも会いたくないな…
もう彼女からの電話の事なんて忘れていた…

少し遠回りして帰った頃には家の中は真っ暗だった
部屋に篭ると電気をつける気にすらならなかった…
騙されてるのか確認したくないな…

次の日から数日間、美樹さんとは電話で話す事はあったが、理由を作り会う事はしなかった
真実を聞く事もしなかった…
彼女に電話もしなかった…どんな話も聞きたくなかったから…

せっかくの卒業式は…彼女と何度か廊下で擦れ違ったりしたが、どちらからも目を合わせる事もなく、話す事もなかった…
その夜、行われたクラスの卒業祝いの飲み会へ、彼女は来なかった…
まわりの友達からの声が痛かった…

卒業式の次の日、バイト先の送別会の後、俺は美樹さんに会った…
時間は真夜中を回っていた…
『卒業おめでとう…
この前の話…考えてくれた?』
俺は最後まで美樹さんには知らないフリをしようと決めていた
『その事だけど…産んで欲しいと思ってて…
美樹さんさえ良ければ結婚しようよ…
俺が専門学校を卒業するまでは、兄貴が援助してくれるって言うから…
美樹さんもその方が幸せだと思うし…』
真実は直接聞けないけど、これでハッキリするはず…元々、結婚は覚悟してた事なんだから…
美樹さんの笑顔が少し引き攣っていた気がした…

『本当に産んでいいの?
どっちの子なんて、わかんないんだよ?
もし元カレのだったら、〇〇は一生、私を恨むでしょ…
そんなの私、嫌だよ…
そんなんなら産みたくない…』
美樹さんの声の質が変わっていた
『俺は恨まないし、後悔もしないよ…
美樹となら大丈夫だから』
美樹さんは、こちらを見ず、運転席から横の窓の方を向いてしまった…
俺に背を向けたまま、しばらく沈黙が続いた…

…やっぱり、兄貴達の話は本当なんだ…だから言葉に詰まったんだ…
最初に産みたいって言ってた美樹さんが黙る事で真実が見えてしまった気がした…

美樹さんの機嫌の悪さが車内に充満してるかのように空気が重かった…
『わかった…
〇〇は若いから、まだ事の重さが見えてないんだね…
自分の子じゃなかったら…って不安はあっても、子供を責任持って育てる事は、あまりにも非現実的で混乱してるんだね…
今日はもう帰ろう…もう一度考えてみて…
それでもダメなら、お姉ちゃんに第3者で仲介してもらわなきゃね…』
美樹さんは強気を押し通すと、俺を家に降ろし、帰っていった…
姉さんと美樹さんを直接合わせちゃ…イケナイ…
これ以上、ぐちゃぐちゃになるのは避けなきゃ…

翌日、引越しも近くなってきていた俺は、部屋の荷物を整理していた
途中、途中で手が止まる…
部屋のあちこちから出てくる物…

彼女から初めてもらったプレゼント…
授業中に回した手紙…
安物だけど二人で大切につけていたペアリング…
一緒に聞こうねって買ったCD…
彼女の忘れ物…
そして渡しそびれた合格祝いと卒業祝いを込めて彼女に買ったプレゼント…
込み上げて来る涙は、なかなか止まらなかった…
…〇〇子に会いたいな…
…けど、いまさら…どのツラ下げて会えばいいのか…
一言…ごめんって本心を伝えたかったな…

ある程度、箱に詰め終わり、休んでいると
部屋をノックするのと同時に兄貴が入ってきた
…ノック必要ねーじゃん…
『どうだ?あれから美樹さんと話せたか?』
俺は兄貴に、あの後にあった事を伝えた…
『知らないフリか…難しい事だぞ?大丈夫か?
言いにくいだろうが、ハッキリ言わねーと、このままズルズル、美樹さんに騙されるぞ?
ウチの奴と美樹さんを今、会わせる訳にもいかねーし…
上手くやらなきゃ、余計にまわりを傷付けるんだからな
わかってるだろうけど、上手くやれよ…』
兄貴は俺の肩をポンと一度叩くと部屋から出ていった

次の日、俺は友達と入学式に着る服を選びに街へ出た
『〇〇子と別れたのか?みんな気にしてるぞ』って言われたが、はぐらかした…
友達もそれ以上は追求してこなかった…
家に帰り、部屋へ入ると小さな見覚えのない段ボールがあった
箱を開けると彼女に貸してたりした物と
新品のネクタイが入っていた…
下に降り、姉さんに聞くと
『30分位前に来て
「これ〇〇君の物です
渡しそびれちゃったんで、渡しといてください」って置いてったわよ
美樹のことも大事だけど、〇〇子ちゃんの事、ちゃんと考えてる?考えてあげなきゃ、可哀相だよ…』

彼女が来ていた…
擦れ違ってしまったけど…
まだ可能性はあるのかな…
早く美樹さんとハッキリさせて、彼女ともう一度会わなきゃ…
俺は彼女からのネクタイを大切にクローゼットへ保管し、美樹さんへ電話し、待ち合わせた
会うと美樹さんは車をホテルへと走らせた
空いている部屋を適当に選び部屋へ入ると美樹さんは俺を後ろから抱きしめ
『会いたかった…いま、お風呂溜めるね』
と囁くと風呂場へと向かっていった

…今日で美樹さんと会うのは最後にしよう…もう終わらせなきゃ…
俺は煙草を吸い、気持ちを落ち着かせた

この頃には別れたい気持ちは固まっていた
ただ…最後に目茶苦茶にしてやりたいって欲求もあった…
どうせ妊娠しないんだから…

俺は美樹の居る浴室へと向かった
泡ブロの泡をシャワーで立てていた美樹さんに対し
『ねぇ…美樹、しゃぶってよ…』
俺は風呂のふちに座り、美樹さんにしゃぶらせ、立たせてもらうと、美樹さんに壁に手をつかせ、パンツを脱がし、バックから関係なしに入れた…
『痛っ』
美樹さんが小さく呟く…
『すぐ濡れるから大丈夫でしょ?』
俺は美樹さんを無視し、ひたすら腰を振り、イク事すら告げずに中に出した

『もう自分だけ気持ち良くなってズルイよ…
今度はベットでたくさんしてね…』
美樹さんは無理矢理した事には何も言わずアソコを洗い流すと部屋へ戻った
俺がシャワー浴び、部屋へ戻ると美樹さんはビールに口をつけ、手には新品のバイブを持っていた
『また買っちゃった
今度はこれで美樹をたくさんイジメてね』
ビールを飲み干し、美樹さんは電気を消した
俺は美樹さんをバックのスタイルにし、アソコにバイブをくわえさせると、自分の指をよだれで濡らし、美樹さんのお尻へ指をブチ込み、ひたすら動かし続けた

バイブと同時にしつこく動かし続けた
美樹さんがイッても無視し、叫ぼうとも動かした
声が枯れ、途切れたところで仰向けにし
何も言わずに正常位で入れた
明かりを少し上げると、美樹さんの口からは、よだれがこぼれていた
美樹さんの腰を押さえつけ、何度も出し入れしながら腰を振り続けた…
二度目も中に出した
美樹さんは俺のモノが動く度にビクンビクンと小刻みに震えていた
美樹さんの肩を抱き、少し休んだ後、美樹さんの作った泡ブロに二人で浸かった
美樹さんは俺の体を洗い流しながら
『よかったよ…』と後ろから抱きついた…

風呂から上がり、ビールを飲む美樹さんに俺は話を始めた…
『美樹…俺は子供を認知しようと思ったからこそ…
責任を取るつもりで、美樹を選んだ…
でも美樹が…おろしたいなら、恋愛は続けられない…
子供を育てるつもりはあっても、どちらのかも判らない子供を中絶する金を出す程、俺は優しくないから…』
美樹さんは俺の言葉を聞くと飲んでいたビールをテーブルに置いた
『もう知ってるんでしょ?
…昨日、元カレが会いに来たの…
「もう妊娠の嘘で金巻き上げるの…もうそんな馬鹿な事は、やめろって…」
〇〇は、いつから知ってたの?…』

俺の顔色を伺うと
『知ってたんだ…
知ってるから「産んで」って簡単に言えたの…?
それとも知らなくても覚悟してたの?
嘘って知りながら、どうして黙ってたの?
ねぇ「どうして?」って聞いてるの!
答えてよ!!』
その瞬間…美樹さんはテーブルに置いていた飲みかけのビールを俺の方に投げつけた
肩に当たったビール缶よりも、そんな美樹さんを見た事の方が辛かった…
美樹さんは冷蔵庫の方へ歩き出し、新しいビールにまた口をつけると
『知ってるんなら…どうして会ったりするのよ…
どうして、普段と変わりなく接してくれるの?』

美樹さんは答えようとしない俺に腹を立てていた
『…つい最近、姉さんから聞かされたよ…
でも、聞いた話の全てが真実だと思ってないし
他人の話よりも美樹と会ってる時の
美樹の言葉や優しさの方が、俺にとっては真実だったから…
他人の言葉よりも…ずっと身近に美樹が居てくれたから…
だから何も言わなかった…
…でも、妊娠してないのは真実みたいだね…
美樹の口から直接は聞きたくなかったな…』
俺が話す間、美樹さんは一度も目を合わせてくれなかった…
話の途中で、美樹さんはビールを飲んだまま、俺に背を向けてしまった…

背中を丸めながら、背を向ける美樹さんの態度が今まで1番辛かった…
『話が嘘でも真実でも…
本当は今日、美樹さんに
「さよなら」する覚悟で会ったんだ…
凄く辛い決断だけど、これ以上、ぐちゃぐちゃにしたくないし…
まわりの人に迷惑をかけたくないし…これ以上、傷付けたりしたくないから…
最後まで知らないフリをしてたかった…
1番……これ以上傷付いて欲しくないのは美樹さんだったから…
大切な女性だから…
年上の綺麗な…俺の憧れる女性の「美樹さん」のままで居て欲しかった…
こんな終わり方にしたくなかったし…』

『始まりが…あれだもん…綺麗に終われる訳ないじゃん…
子供なんていないよ…
でも…お金が欲しい訳じゃなかったの…
〇〇に振り向いて欲しかったの…
どんなに「好き」って伝えても、〇〇から返ってくる「好き」は気持ちが、こもってない気がしたから…

そんな時に友達が夏にあった妊娠騒ぎを今頃聞きつけ、〇〇の姉さんに勘違いして話したから…妊娠騒ぎを利用しちゃったの…

私は、ただ…〇〇に彼女と別れて欲しかったの…
ちゃんと美樹と付き合って欲しかったの…
ずっと一緒に居たかったの…
ごめん…ごめんね…ごめんなさい…』

俺も美樹さんも
しばらくは言葉を出しませんでした…
これ以上、俺が話せば揚げ足を取るだけだし
美樹さんが話せば、言い訳を重ねるだけだったから…
二人とも…これ以上、どんなに話しても終わりなんだなって…終わりを確信してたんだと思う…

着替えて、ホテルを出た後、美樹さんの車は俺が運転した
何も言わずに俺は、高速を走り、美樹さんといつか一緒に歩いた運河へと車を走らせた…
雪溶けの時期の運河は前より綺麗だった…美樹さんは何も言わず、車を降り、前に一緒に歩いた辺りをゆっくり、懐かしそうに、一人歩き出した…

『懐かしいね…
前は仲良く、手を繋いで一緒に歩けたのにね…
ごめんなさい…』
美樹さんは、俺のコートの袖をしがみつくように掴み、また一言
『ごめんね…』
と言うと小走りで車へ戻っていった…
俺が缶コーヒーを二つ買った後、車に戻ると、美樹さんは、まだ泣いていた…

自分達の住むへ戻ると、いつも一緒に見た夜景の場所へ車を走らせた…
雪が少し降っていて、夜景がぼやけていた…

最後は駅に車を走らせた
『ここで別れよう…
美樹さん…色々あったけど、この数ヶ月、楽しかったです…
じゃあ…元気で…
さようなら…』

俺の言葉に美樹さんが
泣き崩れたけど、俺は車をあとにした…
そこで、振り返ると情に流され、また許してしまいそうだったから…

翌日、俺は兄貴と姉さんに美樹さんと終わった事を伝えた…
姉さんから一言…
『美樹が迷惑かけて、ごめんね…』と言われた…

…迷惑かけたのは俺なのに…

それから5日くらいあとに、彼女の家に話をしようと彼女の忘れ物を口実に彼女の家へ向かったが、彼女はもう地元を離れた後だった…
忘れ物の中に彼女へのプレゼントを入れ、彼女のお母さんに渡し、彼女の家をあとにした…

彼女と連絡を取る方法は、いくらでもあったけど
本当のことを伝えられないなら、会っちゃいけない気がしたから…
俺から連絡は取らなかった…

美樹さんからは、あれ以来もう連絡が来る事はなかった…
結局、この数ヶ月…さみしさだけが残る恋愛になってしまった…

…いつかは…きっと…良い思い出に変わるのかな…

それから数日後…
…俺も地元を離れた…

そして…俺と彼女、そして美樹さんの三角関係も終わった…

(終)
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