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○○さんのご主人ですか?…奥さん浮気してますよ・・・ 1

カテゴリ: 寝取られ&寝取らせ
405 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/10/13(水) 19:32:52
少し書かせてもらってもいいかな?迷惑なら消えるから。

さっき非通知で家電に電話がかかってきた。
俺が名乗ると一瞬の沈黙の後で割と落ちついた年代、たぶん30代半ばぐらい?の女性が非常に緊張しながら、
「…○○さんのご主人ですか?…奥さん浮気してますよ」だって。
いたずら電話かなとも思ったけど、それにしては真剣な感じだった。
「あなたはどなたですか?どういうことですか?」って聞いても、お調べになればわかりますの一点張り。
そうこうするうちに唐突に電話切られてしまった。
正直妻が浮気なんて考えたこともなかったから晴天の霹靂状態。
一旦疑い始めたらきりがない感じ、それまで気にもならなかったことが急に不安になってくる。
取り合えず今夜中に妻の携帯や、カードの利用明細、その他考えられることを調べて見るつもり。
ただのいたずらならそれが一番だけど調べないではいられないよ。

417 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/13(水) 19:54:58
俺は某地方都市近郊のベッドタウンのマンションに住んでる31歳の会社員。
妻も同い年の専業主婦、結婚6年、娘は今年から幼稚園に行っている。

怪しいと思える行動は、子供が幼稚園に行き始めてから妻は車で15分ぐらいのところにある
某ショッピングセンター内のスポーツクラブに行き始めたんだけど、
どんどん頻度が増してきて、初夏のころから急にアンダーヘアの手入れなんてし始めてかなりマメにしてる。
本人曰く、スポクラでシャワー入るからきちんとしていないと恥ずかしいとのこと。
これまではそんなもんかって聞き流してたけど、良く考えたらなんか変な感じがしないでもない。
子供が生まれてからは初産の女性にはよくあることみたいだけど急にSEXに淡泊になってたんだけど、
スポクラに通いだしてしばらくしてかえら下着に凝り出して、通販とかでいろいろ買ってるみたいだ。
それまでびっくりするぐらい無頓着だったから今にして思えば違和感を感じる。
まあ友だちも増えたんだろうけど携帯を始終弄ってる。
こんなところかな。

419 不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO sage New! 2010/10/19(火) 19:10:35
月曜は会社に向かうために、家を出た瞬間から、急にどうしようもない不安感に襲われた。
会社に着いても不安感からくる胃のむかつきは収まらず、それどころか俺がこうして会社で働いている今、
まさにその瞬間にも、妻が他の男に抱かれているかもしれないという強迫観念が増すばかりで苛立ち、ささくれ、
いてもたってもいられなくなり、結局、極度の体調不良を理由に、昼前には退社した。
実際俺の様子は尋常ではなかったようで、早退を申し出た上司に「おい、大丈夫か?無理するな」と言われる始末だった。
俺は会社を出ると、せき立てられるように早足で駅に向かい、発車間際の列車に飛び乗った。
6区間、約20分ほどの時間で列車が俺の地元駅に着くと、商店街を抜け、男のマンションに向かった。
真っ先に駐車場を探した、あった。
男のシルバーのメルセデスは止まっていた、部屋にいるということだ。
この間の喫茶店は営業していて、店内に入ると、さすがに昼時で、作業員姿の二人組と、
くたびれたスーツを着た40代のサラリーマンが食事をしていた。
幸い窓際の席は空いていたので、俺はそこに座り、コーヒーを注文した。
店内は、4人掛けのテーブルが5セットと、事実上客が使うことはないだろう状態のカウンター席が4つ
小ぢんまりとした造りで、50代とおぼしき女性が一人で切り盛りしている。

420 不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO sage New! 2010/10/19(火) 19:11:28
結局午後3時を回っても、男も妻も出てはこなかった。
俺はあの時間にいったい何を考えていて、何をするつもりだったのか?
今もはっきりとはわからない。
ただ、時簡になっても正面玄関から現れない妻、その光景が見たかっただけだったのかもしれない。
冷静に考えれば、たまたまその日は違っただけのことで、依然として妻の疑惑が晴れたわけではないのだが。
それでも俺は、午前中のどうにも救いのない状態からは抜け出して、反動からか、少し楽しい気分になった。
俺は妻を心配させないように、適当に時間を潰して、いつもの時間に帰宅した。
お土産に、駅前にある地元の住人の間では人気のある洋菓子店でケーキを買って。
家に帰ると、いつものように、妻と娘が玄関で出迎えてくれた。
お土産だよと言って、ケーキを妻に手渡すと、娘は大喜び、妻は「どうしたの、なんか良い事あったの?」
とニコニコしながらも「お小遣い少ないんだから、無駄遣いしないでね」と一言を忘れない。
夕食は娘の大好物のカレーだった、娘の味覚に合わせて超甘口なので、俺は少し苦手だ。
妻の目を盗みつつ、唐辛子を大量にふりかけていたら、すかさず妻に注意された。
「もう、止めてよね、そんなことしたら味が滅茶苦茶になるでしょ、○梨がもう少し大きくなったら辛いの作るから」
夕食が終わり、家族でケーキを食べながらテレビの子供番組を見ていると、娘があくびをし始めた。
その日は、俺が久しぶりに娘と一緒に風呂に入り、妻に代わって眠るまで本を読んだ。
娘は何度か、「ママのほうがいい」と文句を言いながらも僅かな時間で眠りについた。
俺が居間に戻り、妻が後片付けを終えて風呂に入って少し経った時に、A田から電話があった。
そして、俺の短い、平和な幸せの時間は終わった。

421 不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO sage New! 2010/10/19(火) 19:12:22
その時のA田は最初から口が重かった。
俺ももちろん何もなければ掛かってくるはずがないことはわかっている。
矢継ぎ早に何があったと催促する俺に、A田はためらいながらボソボソと話しを始めた。
言葉を選びながら話すA田に苛立った俺が、「その相手はなんて言ってたんだ?はっきり聞かせてくれ」
そう言うと、A田は短いため息をついて「じゃあ話すけど、冷静に聞けよ、嫁さんには明日話せ、今夜は止めろ」
と忠告した上で話しを始めた。
「その女の話は7月ぐらいにあいつから聞いたことあるよ」
「なんか変な自慢してたぞ、結構どMで、駐車場でキスしながら弄ると、すぐにトロトロにするとか」
「乳は大したことないけど、すげー濡れるし、子供産んでるわりにあそこは具合がいい」
「もう一人の女より若いから肌がうんぬん」
あの男は、まだ他にも下品な表現で、妻の体や反応について、いろいろ言っていたようだが、途中から俺の耳には入らなくなった。
というより頭が言葉を理解することを拒んだ。
その後、A田が何を言い、どう締めくくって電話を切ったのか記憶が定かではない。
俺はしばら放心して、ただボーっと居間の椅子に腰かけていた。
しばらくして水が欲しくなり、キッチンの流しに行くと、電子レンジの前に置き忘れられた、
妻の携帯の、メールの受信を告げるライトが点滅していた。
俺が携帯を手に取り、新着メールを開くと
「…それから言い忘れたけど、明日はなるべく短めのスカートで下着はつけてこないこと…」
ふざけた感じのこんな内容が目に飛び込んできた。
それまでお互いやりとりしていたのだろうが、それ以前のやりとりは消されていてわからない。
明日か、明日俺の妻を抱く気なんだ…
殺意に近い感情が芽生えた。

422 不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO sage New! 2010/10/19(火) 19:14:23
妻が風呂からあがってパジャマに着替え、居間に入ってきた。
「○貴、話があるから座ってくれ」「なあに?」と言いながら少し不審そうな感じで妻が俺の向かい側の椅子に座った。
「おまえ、浮気してるよな?」瞬間ハッとして俺を見た妻は、目が合うとスローモーションのようにゆっくりと、
視線を外してうつむいた。
何十秒間かの沈黙の後で俺は「全部わかってるから話せ、おまえの口から聞きたい」
しかし妻はうつむき、固まったまま何も言わない。
「相手はスポクラの○○って男で、初めて抱かれたのが6月の17日だろ?」
「それで明日も、あいつに抱かれるつもりだったんだろ?」
そこで再び妻がハッとして俺を見た、その、妻の追い詰められ、おびえた目を見た瞬間に俺の感情が爆発した。
「…おまえ…なにやってんだ!」つい大声になってそう叫ぶと、俺は妻に歩みより、左手で妻の頬を思い切りビンタした。
鈍い音の一瞬後、妻は叩かれた頬をかばうようにしながら「…ごめんなさい…ごめんなさい」と繰り返し、静かに泣き始めた。
俺はこれまで妻を叩いたことなど一度もない、こんな瞬間がくるとは。
「それでどうするつもりだ、俺とわかれてあいつと一緒になるか?」
妻が少し泣きやんだころにそう聞くと、妻は「…あなたは、どうしたいの?」と問い返してきた。
「俺はおまえがどうしたいのか聞いているんだ、俺と娘を裏切ったのはおまえだろう?」
「それに、おまえがあいつと一緒になりたいなら、俺に選択肢なんてないだろう」
俺がそう言うと、少し間をおいて妻は「…離婚はしたくない、出来るなら」
「あなたと別れても、あの人と一緒になる気はないから」
「ならあいつと別れるのか?」
うつむきしばらく考えた後に妻は「うん…別れるから少し時間をくれない?」
「会ってちゃんと話さないと、あの人可哀想な人だから」

423 不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO sage New! 2010/10/19(火) 19:16:02
妻はいったい何を言っているんだ?可哀想なのは俺で、あいつじゃないだろう、俺は再び妻に怒鳴った。
「ふざけるな、時間なんてない、別れるなら今だ、今すぐあいつに電話しろ」
「俺はその後であらゆる手段であいつに復讐するから」俺が怒りに任せてそう言うと妻は、
「止めて、悪いのは私だから、あの人に何かするなら、私、死ぬから」
情けない話だが、その言葉を聞いて、俺の中で妻に対する愛しさとか、ある種の執着心のようなものが込み上げてきた。
俺は妻を強引に抱きしめながら言った「おまえはあんな男のために死ぬって言うのか?娘や俺はどうなる?」
妻は俺にしがみつき「ごめんなさい、ごめんなさい」と何度も繰り返しながら、声を上げて泣きじゃくった。
ひとしきり泣いた後に妻は「明日の朝に電話して別れる、もう二度と関わらない」
「だからあなたも、復讐とかそういうことはしないで」と懇願した。
俺は妻に、男との始まりからの全てを話すことを条件にしぶしぶ了承した。
土曜に見た、あの男の他の女の話をしようか何度も迷ったが、結局これ以上妻を悲しませたくなくて、黙っていた。
冷えてきたので、寝室に移動して、妻の話が始まった。

424 名無しさん@お腹いっぱい。 sage New! 2010/10/19(火) 19:16:09
wktk

425 名無しさん@お腹いっぱい。 sage New! 2010/10/19(火) 19:17:59
一番可哀想なのは、嫁の頭だな。

426 不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO sage New! 2010/10/19(火) 19:18:49
4月の初めに、妻がスポクラに入会すると、いくつかのプログラムで男と一緒になった。
何度か顔を合わせていると、男は話かけてくるようになった。
他の女性会員たちの間では、いくつかのグループが出来上がっていて、派閥っぽい感じになっていたらしい。
そういうことが元々苦手な妻は、自然-に、いつも話しかけてくる男と話す機会が多くなっていった。
男は古参だけあって、始めたばっかりのエアロビでステップについていけない妻に、親切に教えてくれたり、
人気のあるプログラムなんかを紹介してくれたり、いろいろとマメにフォローしてくれたらしい。
男は年齢こそ妻や俺よりは上だが、言葉が優しく中性的な印象があり、
あまり男性を感じさせないところが話しやすかったと妻は言っている。
5月に入り、母の日の数日前に、妻が着替えを終えて帰ろうと、店外に出たところで男に声をかけられた。
男はニコニコと頬笑みながら「○貴さんもお母さんなんだよね、つまんないもんだけど母の日のプレゼント」
そう言って、包みを差し出した。
驚いて「ええ、そんなの頂けませんよ」と言う妻に男は「つまんない物だから気にしないで」
「それに俺、あんまり母親にあげられなかったから」と寂しげに言ったそうだ。
なんとなく返せない雰囲気と、男の言葉が気になっていたところで、ショッピングセンター内の喫茶店に誘われる。
プレゼントを受け取ってしまったこともあり、コーヒーぐらいならと思い、妻は付き合うことにする。

427 不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO sage New! 2010/10/19(火) 19:19:55
喫茶店で、男に手渡された包みを開けると、中からは、そこらでは売っていない超有名ブランドのエプロンが出てきた。
数万はするそうだ、驚いている妻に男は、照れ笑いを浮かべながら「ちょっとベタだよね、母の日にエプロンじゃ」
「まあでも、それで娘さんや旦那さんに美味しい料理つくってあげて」
「そういうの、俺の憧れだから」
男はもともとは、市内北部の地主の家の生まれで、兄弟は無く、両親、祖母の5人で暮らしていたらしい。
小学4年の時に父親が交通事故で亡くなり、その後、もともと祖父母と折り合いが悪く、鬱の気があった母親も、
男が小学校6年の秋に自殺してしまったらしい。
男は祖父母に溺愛されて育ったようだが、母親を自殺に追いやった祖父母を憎んでいたそうだ。
就職して2年後に、最後に残った祖母が他界すると、男は自分が生まれ育った家を二束三文で叩き売ったらしい。
「あんな呪われた家、無くなってせいせいした」
そんな重い話を淡々とする男と、自分も早くに母親を亡くしている妻は、泣きじゃくっていた弟の姿が重なってしまい。
ある種のシンパシーのようなものを感じてしまったようだ。
その日以降、少し甘えた態度を見せ、嬉しそうに懐いてくる男をだんだんとほっておけなくなって行った。
男は話を聞いて欲しいからと、ちょくちょくお茶や食事に誘うようになり、
妻が言うには「断ると、すごく傷つく人だから…」
メールアドレスも携帯の番号も男に聞きかれて、それでも心のどこかで、教えちゃダメだと思いながらも結局拒めずに…
そんな感じでズルズルと深みに嵌って行ったようだ。

428 不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO sage New! 2010/10/19(火) 19:20:45
6月17日は男の誕生日、妻は男に母の日の高価なプレゼントの、ある意味の「借り」を返そうと思い、何が欲しいか尋ねた。
男は「じゃあ○貴さんの手料理かな、俺はそういうのに飢えてるからね、俺の家でなんか作ってよ」
そう答える男に、さすがにまずいと思ったらしい妻は、自宅で作った料理を男のマンションまで持っていくと答えた。
男はあっさりと「ほんと、じゃあ楽しみに待ってる」と応じる。
当日昼直前に男の部屋の前で、料理を手渡して帰ろうとする妻に男がこう言った。
「今から食べるから、食べ終わるまで付き合ってよ、せっかく作ってきてくれた料理だけど、一人で食べたら意味ないじゃん」
「お茶入れるから、飲んでって」
ためらう妻を残して男は、さっさと部屋に入ってしまったらしい。
しかたなく妻は男の部屋に入る。
警戒している妻を前に、男は大げさに、楽しそうに妻の作った手料理を食べる。
嬉しそうに食事を取りながら、楽しそうに話す男の様子になぜだか妻は安心したらしい。
こんな話を、妻が積極的にしたわけでは決してなく、嫌がり、沈黙する妻を俺は、脅し、すかして無理やりさせた。
怯えながら、ためらいながら、苦しそうに辛そうにそれでも妻は話した。

429 名無しさん@お腹いっぱい。 sage New! 2010/10/19(火) 19:23:25
いいね いいね

430 不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO sage New! 2010/10/19(火) 19:23:27
男が食事を終え、妻が男に別れを告げて玄関に向かった時に、いきなり男が妻を抱き寄せた。
必死で抵抗する妻を男は押し倒し、好きだと告げ、何度も懇願する「お願いだから」。
戸惑いと、ある種の憐れみから瞬間妻の体から力が抜ける。
しかし、着衣を1枚剥ぎ取られるごとに、危機感と恐怖から抵抗する妻
男は抵抗する妻に、人が変わったように「じっとしてろ」と怒鳴りつけ、次の瞬間には「お願いだから」と懇願を繰り返す。
全ての着衣を剥ぎ取られ、全裸にされた時には、妻はもう精神的にも肉体的にも疲れ果て、抵抗する気力を失っていた。
男が入ってきた瞬間、妻は自分の中で何かが終わった気がして、涙が止まらなかったと言っていた。
泣きながら壊れた人形のように無抵抗になった妻の中で終わると、男は、自分も泣きながら、
「ごめん、ほんとうにごめん、でもわかって、俺には○貴さんしかいないから」
そう何度も繰り返し「○貴さんはおれのそばからいなくならないよね」と子犬のような視線で妻を見つめる。
妻の胸に顔をうずめて、甘えるように縋るように見つめる男を見ながら、妻は思ったそうだ。
「この人は、弱い可哀想な人、私が守ってあげなくちゃ」と。
こんなチンケな手で妻は落とされたのか、そう思うと俺は怒りと悔しさで妻を怒鳴りつけたい衝動に駆られた。
しかし、これまでの人生で俺とのたった一度の恋愛しか経験したことのない妻には、どうすることも出来なかったのかも知れない。

431 名無しさん@お腹いっぱい。 sage New! 2010/10/19(火) 19:23:53
簡潔に頼むわ

432 不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO sage New! 2010/10/19(火) 19:25:07
家に帰り、幼稚園から帰ってきた娘をみて妻は、急に現実感に襲われ、不安と恐怖に、
「どうしよう、どうしよう…」あまりの後悔に苦しくて、何度も吐いたそうだ。
帰ってきた俺とまともに目を合わせられなかっと言っていた。
しかし、妻のそんな様子に気がつかない俺に、自分の身にその日起こった出来事を、
正直に全て話そうと半ばまで決心していた妻の決意は、急速にしぼんでしまったそうだ。
不安で眠れない一夜を明かし、結局俺に言えないまま妻は、その出来事を自分の胸にしまいこむことにする。
俺は正直その日の妻の様子について全く記憶がない。
その日の妻の必死のSOSのサインに気づいてやれなかったことが、今更ながら悔やまれる。
そのころから妻は、夫である俺にとって自分の存在はなんなのだろうとか、時々考えるようになったらしい。
自分は俺にとって、娘の母親で、家族というパズルの1ピースにすぎないんじゃないかと。
そんな俺と違い、男は自分の存在そのもの求めてくれる、自分がいないとあの人はダメになってしまうかもしれない。
必要とされている、私が守ってあげなくちゃ、あの人は弱い人だから。
そうして、すがり付くように自分を求める男に妻は溺れて行く。
俺以外の男に一度でも抱かれてしまったことで、妻は、もう自分は汚れてしまった、汚れてしまったのだから後はどうなろうと同じ。
半ば捨て鉢な気持ちになって、拒めば人が変わったようになって激怒する男の求めるままに、体の関係を繰り返し、
夫である俺に対する嫉妬から、さまざまな行為を強要するようになる男の、なすがままに抱かれた。
男のSEXに溺れたとかそんな話ではないそうだ、そんな関係になりながら、それでも妻は
性的な関係がなければと、いつも願っていたらしい。
そんな話を聞かされて俺は、たまらなくなって妻を求めた。
今夜はやめてと懇願する妻を裸にして、必死で愛撫した、濡れない妻に怒り、気持ちと裏腹に勃たない自分に絶望した。
妻に対する、執着と、怒りが交互に訪れて、俺も妻もほとんど眠れない一夜を過ごした。

433 名無しさん@お腹いっぱい。 sage New! 2010/10/19(火) 19:25:26
>「止めて、悪いのは私だから、あの人に何かするなら、私、死ぬから」
>自分も早くに母親を亡くしている妻は、泣きじゃくっていた弟の姿が重なって

娘に自分と同じ境遇にさせる気満々。
思いっきり心も持ってかれてるじゃん。

434 不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO sage New! 2010/10/19(火) 19:26:03
今朝妻は、俺が見ている前で男にメールした、主人にわかってしまったからもうこれ以上続けられないと。
それに対しての男からの返事は、「そうなの?仕方がないね、少し時間を空けよう」
と言う簡単で緊張感や、真剣さのかけらも感じられないもの。
さらに、もう会えないと返信した妻に、「わかった、じゃあしばらくは連絡しない」とふざけた内容の返信をしてきた。
そんなやりとりに対して不満そうな俺に、もう二度と会わないから大丈夫とむりやり笑む妻。
妻は、決して嘘つきな人間でも、嘘の上手な人間でもない。
不安げな妻の様子を見ているだけでわかってしまう、これで終わりなどではないことが。
俺が直接男と対峙して決着をつけることが、一番簡単な解決であろうことはわかっている。
しかし今はやめる、もし今そうすれば、俺と妻の間に何かしらの、決定的な溝ができてしまうような気がするから。
俺はゆうべ何度も妻に聞いた、あの男のことを愛しているのか?
妻は考え込みながら「少し違うような気がするけど、でもそうなのかも知れない」と答えた。
じゃあ俺のことは愛していないのか?と聞くと妻は、
「愛している、でもあんまりにも長く一緒にいるからそれがわからなくなってた」と言った。
男について妻はさらに続ける。
「あの人は不幸な出来事のせいで、心のどこかが壊れてしまった可哀想な人」
「普通の女性じゃあの人と長く一緒にはいられない、だからあの人はいつも一人」
自分ぐらいしかあの男のことを受け入れられないだろう、だから自分がいてあげないと。
そう妻は思ったそうだ。
「でも、あなたを失わないことが前提でしか、あの人との関係は成り立たないことがわかった」
そう告げる妻に俺は、言葉にすることなくつぶやいた。
「おまえにはあの男の正体がわからないのか]

612 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/14(木) 13:15:02
きのう妻が寝たのが11時過ぎ、30分ほど時間を空けてから色々調べてみた。
携帯はロックされてなかったので簡単に見ることができたけど、浮気の直接的なやり取りのメールはなかった。
ただ友達とのやりとりのなかで「最近彼とはうまくいってるの?」って1文があって、それに対しての妻の答えが、
「1週間前に喧嘩してから話してない」というものだった。
あっさりとしたこれだけの会話だけど、友達も俺のことを「彼」とは呼ばないだろうし、
該当日近辺で俺は妻と喧嘩した記憶はない。
なにか手がかりはないかと思い残ってるメールを片っ端から読み漁ったけど、これ以外には何も出てこなかった。
妻のクレカの利用明細も調べてみたけど、別段怪しいところはなかった。
しかしバッグの中から恐らくラブホと思われる小さなシールが貼られたフィルム式の口臭消しが出てきた。
これとて友達にもらった物かもしれないし確定とはいえないかもだが、
ただ俺としてはもうほぼ妻の浮気は事実として受け入れざるお得無いと思う。
結局夜中の3時過ぎまでかかって見つけたのはそれだけで、
妻の浮気相手に直接つながる物は何も得られていない。
暗澹たる気持ちで眠れないまま今も職場で仕事に身が入らない。

613 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/14(木) 13:15:54
妻と俺とは同じ高校の同級生で、彼女は少し気が強いところがあるのだが、
ほっそりとしてて可愛かったからわりと人気があった。
実は俺はそのころから妻に思いをよせていたのだけれど、
告白する機会もないまま別々の大学に進学した。
直接的なきっかけは大学の2年の夏に、妻となかが良かった友達のグループと偶然にコンパをした際に、
その友達から、実は妻も高校の時に俺のことを割と好いてたみたいな話を聞いて、
その翌日に俺が妻に電話をして交際を申し込みそれから交際が始まった。
俺にとって妻は始めての女性ではなかったけど、妻には俺が始めての相手だった。
それから5年後に結婚するまでお互いに浮気したりなんてことも一度もなく順調な交際だった。
妻は優柔不断な感じとは真逆でハッキリした性格なので男にだらしが無いタイプとは違うし、
正義感も強く少しウザイぐらいだ。
何が言いたいのかと言うと、まあみんなそうなのかも知れないけど、
俺にはそんな妻が浮気だなんて信じられないし、どう考えてどう受け入れればいいのか…
愚痴を言っていてもしょうがないよね。
とりあえず出来ることは、マメに妻の携帯をチェックすることと、妻の日常の行動範囲から調べていくしかないと思う。

641 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/14(木) 16:18:23
きのうの夜のあの電話から、いくら考えないようにしても自然と妻の浮気のことを考えてしまう。
午後からもやはり仕事が手につかない、取引先との打ち合わせが入っていたので外出できたことはありがたかった。
取引先の担当者から「体の調子でも悪いんじゃないですか?大丈夫ですか」と心配されつつ心ここにあらずで、
なんとか打ち合わせを終えたが、どうにもそのまま帰社する気になれず、途中のファミレスでボーっとしながら、
味のしないコーヒーを飲んでいた。
最悪なことは今現在、妻の相手も浮気の具体的な状況も何もわからないことだ。
不安感がまるで氷柱のようになってチクチクと体と心を刺し続けるような感じがする。
こんな状態では長くは持ちそうも無い、一刻も早くケリをつけるしか道は無さそうだ。

643 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/14(木) 16:19:40
妻の浮気相手について、出会い、きっかけ等を可能性という点で考えれば膨大な範囲になってしまう。
娘の幼稚園の関係者、昔の知り合い、行きつけの美容院やスーパー、妻はネット関係はあまりやらないが、
それでも可能性が無いわけではない。
しかしやはり一番可能性が高いのはスポクラの関係だろうと思う。
通い始めてから確かに妻の様子は変わった、出産から子育てに追われる日々を過ごしていて、
いわゆる「母親」であった妻が、再び「女」の部分を取り戻していく過程がはっきりと見て取れた。
瞳に輝きを取り戻して生き生きと楽しげに語る妻の様子は俺にとっても嬉しいことだった。
しかし妻を綺麗にさせ、生き生きとさせた理由が他の男の存在だとしたらやり切れないよね…

645 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/14(木) 16:20:53
俺は生まれてこのかた今住んでいる市から出たことは無い、3年前に今住んでいるマンションを購入したのだが、
それも実家から車で20分程度の同一市内(勿論大学や職場は近隣の大都市)。
なので、昔からの友人知人は大量にいる。
誰か妻と同じスポクラの会員がいないかと、今でも付き合いのある友人に順番に電話してみたところ、
3人目の友人がA田が行ってるぞと教えてくれたので早速A田に電話して今日の夕方に会う段取りをつけた。
A田は小学校と中学の同級生で高校も大学も別だったので妻とはほとんど面識はないが、
男っぽくて面白い奴で、俺とは昔から割りと気があったので結婚式にも呼んだし、
今でも2年に一度ぐらいは他の仲間も交えて飲んでるような間柄だ。
ただ…どこまで話すかな…難しいところだね、全面的に協力してもらうなら話さないわけには行かないだろうけど。
さて、会社にいてもどっちみち仕事が手に付かないから、そろそろ切り上げにかかって今日は定時で上がるかな。
A田との待ち合わせには少し時間が早いだろうけど、先に行って飲んでるかな。

686 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/14(木) 20:47:17
A田と俺は、近郊大都市と俺達の地元を結ぶ路線の駅前に広がる裏寂れた商店街の中の、
ある、チェーン展開している焼鳥屋で待ち合わせた。
最初いつものように陽気だったA田も、結局全て話すしかないと覚悟を決めた俺の話しが進むにつれて、
どんどんと表情を曇らせていった。
A田の話しによると、スポクラには昼しか来ない連中と夜しかこない連中、昼夜関係なくくる連中の
3種類がいるそうで、夜組のA田達と、昼組の妻達の間にはほとんど接点が無く、当然に話題に上ることもないので、
妻が来てることも知らなかったし、情報も何もないということだった。
しかし、昼夜来てる、とくに昼組の主婦達のボス的な存在の主婦と知り合いだそうで、ほかにも何人かつてはあるから、
俺が疑ってるって気付かれないように、それとなく探ってみるから少し時間が欲しいと言っていた。
A田が言うには、その手の話はスポクラにはつきもので、会員同士、会員とインストラクター、話のネタには事欠かないそうだ。
A田に聞かれた「それでおまえ、もしそうだったとしたらどうするつもりだ?」って、しかし俺は答えられなかった。
俺はどうしたいんだろう?それがわからない…心が決めかねるとか、そんなことでは無いと思う。
そこまで考えられないというか、考えるべきなのかもしれないが、頭が拒否してる。
ただ、今望むことはきのうの電話がただの悪質な悪戯で、そんな事実は一切なくて妻は初めて見かけたあの日のままの妻、
「実は○貴、前にこんな電話があってさ、死ぬほど心配したことがあったよ」「何言ってるのバカじゃないのフフ」
そんあたわいもない会話が出来る瞬間がだけかもしれない。
でも、恐らくその瞬間が永遠に訪れることはないだろうこともわかっている。

687 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/14(木) 20:49:38
A田とわかれて、家までの20分足らずを、いつものクッションの悪いバスに俺と同じ疲れ切った勤め人達に囲まれて、
揺られているいる間に束の間旧友と過ごした時間で少しだけ元気になった俺の心はどんどんしぼんでいった。
俺の毎日の停留所に着くころには雨にぬれた老犬のような心境だった。
そこから自宅までのたった5分の道のりがものすごく長く感じた。
マンションの玄関を開けると、少しの間をおいて(俺が靴を脱ぐあいだに)俺の知らない女がニコニコと、
まるでデパートの受付や、フライトアテンダントが客にそうするように微笑んで「お帰り、飲んでくるって言ったから遅いと思ったのに早かったね」
なんて意味不明のことを言っている、「あのーあなたはどなたですか」って質問をするべきか迷っていたら、
スリッパの音をパタパタさせて俺の可愛い娘がやってきた「パパお帰りー」、おまえは本物だ。
正直この瞬間にまるで溜まった澱のような疲れが消えた、涙が出そうだった、可愛い○梨、おまえがいてくれれば俺はまだ大丈夫だ。
部屋に入っても相変わらず俺の知らない女がいろいろ話しかけてくる、俺は知らない人だから丁寧に話を聞かなければいけないし、
ちゃんと返事をしなければ失礼だから、愛想よくちゃんと相手をした。
しかしここはどこなんだろう?俺が知っている俺の「家」とは微妙に違う感じがする。
知らない「女」が寝たら、俺は今夜もいなくなってしまった俺の妻を探さないといけない。

857 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/15(金) 20:00:24
今日の昼過ぎにA田から俺の携帯に連絡があった。
何かわかったのかと聞くと、少し言いにくい話だから会って話すから時間をつくれという。
まあ覚悟したほうがいいと言われているようなものだが、それにしても落ち込む。
会社帰りに駅から徒歩圏内にあるファミレスで落ち合うことにして電話を切った。

昨夜俺は妻が寝たのを確認して、前日にやり残した妻の手帳の調べをした。
妻はひと月が1ページに碁盤状に並んだ、薄いシンプルな手帳を使っている。
手帳は前年の12月から始まっているのだが、前半は別段怪しいところはなく、
俺も知っている行事や予定が短い言葉で淡々と記入された、ごく普通の状態だった。
しかし、ページを捲っていくと6月の17日に赤いボールペンで描かれたハートマークを境に様相が一変する
その日以降は毎日36.8、36.5っていう感じで、恐らく体温であろうと思われる数字が記入され、
×マークで生理の周期が記されている。
日付を囲んだハートマークは生理の期間以外で平均すると週に2個ほど付いている。
もっとも8月ごろからハートマークはただの○に変わるのだが…
これがいったい何を意味するのかは、俺でなくても手帳を見た人間なら誰でもわかると思う。
そしてそれが俺とのためではないことも。
妻はこの手帳をもっぱらそれ用として使っているようで、残念なことに先の予定は記されていない。
俺はすぐに妻を叩き起こして、これは何だ?と問い詰めたい衝動を抑えるのが大変で、
しばらくの間、リビングの椅子に腰かけて宙を睨んでいた。

858 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/15(金) 20:01:28
夕方約束のファミレスで俺が、相変わらず味のしないコーヒーを飲んでいると、
しばらくしてA田が現れた。
A田は少しばつが悪そうな表情で、あくまでも今の段階ではまだ噂だからと前置きしたうえで、
俺と目を合わせないようにして、ぼそぼそと話を始めた。
妻はある男性会員との関係を確かに噂されていて、昼間の主婦たちの間ではそれは既成事実化しているそうだ。
クラブ内では本人達は一応周りを意識しているようだが、それで誤魔化せる訳もなく、
見ている側からは一目瞭然で、郊外のステーキハウスに一緒にいたところを見たとか、
駐車場で二人で車に乗って話し込んでるところを見たなんていう目撃情報もあるらしい。
妻の相手の男は35歳の独身で、早くに両親を亡くしているそうで、今は市内のマンションで一人暮らし。
両親が多くの不動産を残して亡くなっていて、以前は某企業に勤めていたらしいが、
辞めて今は、両親が残した物件の賃貸収入で暮らしているそうだ。
スポクラでは古参だそうだが、妻以前にも何人もの女性会員と噂があるらしい。
A田は名前は知ってるが、たまに見かける程度で、話したことは無いと言っていた。

859 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/15(金) 20:02:38
事の起りは、スポクラに通い始めた妻に目を付けた男が、妻が出ているプログラムに顔を出すようになり、
盛んにアプローチする姿が目撃され始め、しばらくしてクラブ内で会話する二人が目に付くようになった。
「あの娘、最初地味だったのに、男が出来たら急に色気づいちゃって、馬鹿じゃない」
なんてことまで妻は言われているらしい。
A田は「ただ、これはあくまで噂だから、誰かが本人達から聞いたわけじゃないからな」
「それに、もう少し調べてもらってるし、俺も男の周りに探り入れるからしばらく待て」
俺はA田に、男の住所と写真を入手してくれるように頼んで別れた。
A田はもう少し確実な話が聞けるまでは、くれぐれも早まった行動はとるなと言い残し、
帰って行った。
ただ俺には主婦達の話の中に登場する女と、妻が同じ人物だとはどうしても思えない。
この疑惑が芽生えてから俺は、なぜだか異様に優しく接してしまう。
不安とある種の恐れが入り混じり、無意識にそうなってしまう。

158 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/17(日) 20:07:11
土曜の昼過ぎにA田から再び連絡があった。
早速男の住所と写真を入手してくれたらしい。
前日に待ち合わせたファミレスで2時過ぎにA田と落ち合った。
写真はスポクラの何かのイベントの時の参加者の集合写真で、20名ほどが一緒に写っている。
当然かなり小さくしか写っていないが、全身が写っているので、実際に会えば見分けはつくだろう。
男が住んでいるマンションは、なんと驚いたことに俺が毎日使っている路線の駅前、
商店街を北に抜けて少し行ったところ、駅からだと徒歩8分ぐらいのところに建つ8階建ての分譲マンションだった。
待ち合わせのファミレスからでも、徒歩5分の距離だ。
A田と別れた後、俺の足は自然と男のマンションに向かった。
妻は娘と家にいるので、行ったところでどうにかなるものではないのだが…

159 名前:不安心理 ◆xI1NYWPC0DyO [sage] 投稿日:2010/10/17(日) 20:08:05
男は、1階から7階までが東西に各階5戸ずつ、8階は2戸の合計37戸のマンションの、
最上階の西側の部屋に住んでいる。
西側にある正面玄関の北側に、20台ほどの駐車場があるが、A田に教えられたシルバーのドイツ製スポーツタイプの男の車は止まっていない。
どうやらいないようだ。
西側正面玄関の道を挟んだ反対側に、もう何十年も前からやっているような古びた小さな喫茶店があり、
俺はその喫茶店の窓側の、正面玄関と駐車場が見渡せる席で2時間近くただボーっと眺めていた。
帰ろうと思い支払いを済ませて外に出た直後に、マンションの駐車場の端から3台目のスペースに、
滑り込むようにして、シルバーメタリックのメルセデスが入ってきた。
俺が唖然としてつっ立っていると、ついさっきA田に手渡された写真の男が降りてきた。
男は、ジーンズに紺色の細身のシャツという軽装で、写真で見るほど大柄な印象はなく、少し華奢な感じ、
身長175センチ、体重60キロといったところか。
彫りの深い端正な顔立ちだが、少し口が小さめのせいか、気弱な印象を受ける。
男が助手席側に回りドアを開けると、20台半ばと思われる小柄な女が降りてきた。
女はセミロングの黒髪に、膝丈ほどのシンプルなデザインの薄いピンクのワンピース姿で、
年齢のわりには地味な身なりだが、よく言えば清楚と言えなくもない。
女が幸せそうにニコニコしながら、時折男にジャレ付き、二人はマンションの中に入って行った。
その様子は、傍目から見ればどこにでもいる、ごく普通の交際中の男女の姿以外の何者でもなかった。

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