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俺には女運が無いのかなって思った寝取られ話 2

カテゴリ: 寝取られ&寝取らせ
7月上旬。期末試験がもうすぐの時。
Hさんは、英語の成績が悪いなら試験まで見てあげようかと沙織を誘った。
沙織は見てほしい気もしたが、一旦返答を保留した。俺との勉強会が有るかもしれないからだ。
沙織は俺に勉強会をするのかを聞いた。
しかし以前書いた通り、俺は家庭教師をつけられていたし同じ失敗は出来ないので断った。
そして沙織はHさんに連絡を取り、約1週間だけだが英語を見てもらう事にした。

見てもらうのは、俺と勉強会をやった時間帯と同じ、塾の行く前だった。
Hの大学の都合もあり、夜遅い時間になった事もあったようだ。
夜遅い時は、塾の帰りに待ち合わせていたようだ。場所は地元の駅の近くのマックだったらしい。

その見てもらった1週間の間に沙織の気持ちに変化が訪れる。
ボランティアなのに丁寧に教えてくれるHに憧れの感情が芽生えていた。
身長は180台前半、顔も格好良くオシャレな感じ。
テニスが上手で、自分が苦手な英語も出来る。
しかも、同級生にない良い意味での大人っぽさを持っている。
俺と比べても好きになる要素が満載だ。

そして、英語の試験の日。
沙織は自分でも分かるほど、英語の出来が良かったのを感じていた。
憧れの気持ちに、感謝の気持ちが加わったのだろうか。
その試験が終わった日の日記に、Hに対する感情が憧れから恋心に変わったと書いている。
とうとうこの日、俺の知らないところで沙織の気持ちが変わったのだ。

俺が沙織への想いを大事にして、期末試験前も一緒に勉強会をすればこんな事にならなかったのに・・・

それでもまだ、俺の事が好きという気持ちも沙織には有った。まだ気持ちが揺れていたのだ。
しかし今までの俺と沙織の関係が状況的に裏目に出ることになる。
俺の場合は告白して失敗すると、この後ずっと悪い感情を引きずりながら過ごさないといけない。
しかしHの場合は失敗しても、連絡を取らないようにすれば接点はないのでなんとかなるはず。
もし告白するなら俺よりHの方が心情的には楽だと思っていたのかもしれない。

次の日に、期末試験終了。沙織はHに電話をかける。
お礼の電話と共に、暇な時にちゃんと会ってお礼がしたいという趣旨を告げる。
2日後に会う事に。
その間の1日にクッキーを手作りし、お礼と告白の文章を書いた手紙を書く。
クッキーの袋の中に手紙を同封したようだ。

2日後。Hと会いクッキーと手紙を渡す。
クッキーはその場で食べてもらったが手紙は、後で読んでほしいと頼んだようだ。
夜に手紙の返事を聞くために電話をした。Hの返答は少し考えさせてほしいとの事。
返答の期限を1週間と決める事に。

その1週間は沙織の中ですごく長く感じたらしい。
その間に期末試験の結果が帰ってくる。
全体的に上昇し、感触どおり英語が特に上がっていたそうだ。

約束の1週間が過ぎる。期限の日は終業式の日だった。
通信簿を見て英語が5段階評価の4なのに喜ぶ。1・2年のときは2か3しかなかったらしい。
早速学校から帰り、Hに連絡。
夕方頃沙織の家から歩いて2・3分位の集会所がある公園の前でHと会う。
Hもその方向から逆方向に歩いて5分の所に住んでいたが、車で来たのでドライブに。
成績が上がった事をHも喜んでくれたようだ。
少し話をしながらドライブ。
1時間位経った頃、待ち合わせした公園に戻って来る。

そして、とうとう告白の返事のときが来る。
Hの返事はOKだった。1週間返答を保留した理由は不明。
沙織は嬉しくて泣いた。想いが通じたのだから。
助手席で泣く沙織をHは落ち着くまで抱きしめる。
泣くのが終わった時、Hは沙織から腕を離す。2人で見つめあう。俺とのあの勉強会と同じシチュエーションだ。
しかし、相手はヘタレな俺ではなく、恋愛経験がありそうなHだ。
沙織は目を閉じ口を少し突き出す。Hもそれに応える。
こうして沙織はファーストキスを経験した。
その後、沙織の家まで送ってもらいもう1度降り際にキスして別れたらしい。

夏休みに入る。しかし沙織は部活や夏期講習、Hも大学の前期試験やレポートで忙しいようだった。
それでも暇を見つけて短い時間だが2人は会っていたようだ。キスも会うたびにしていた。
この頃から2人で写っている写真が日記帳に多く貼られるようになった。

付き合ってから5日後。
沙織は初めてHを家に入れた。
一緒に昼食を取って、レンタルの映画を見て、少し英語を見てもらったらしい。
その後、居間でHの今までの恋愛経験を聞いたらしい。
付き合ったのは4人でセックスしたのは3人らしい。沙織は少し嫉妬したようだ。
沙織はHに自分は今まで恋愛経験がないので、初セックスは少し待ってほしいと頼んだ。
沙織が高校に合格した時にまだ付き合ってたら、その時は・・・という約束を2人はした。
その話の後、沙織は初めてペッティングを経験した。
服の上から胸を揉まれたり、逆にズボンの上からHのモノを触ったりする程度だが。
胸が小さくてHがガッカリしたのではと思ったらしい。
ちなみにこの日貼られていたのは、居間で2人でキスしている写真だった。

その後も、時々会った時にお互いに触り合いをしていたようだ。

初ペッティングから約2週間後の8月上旬。
日頃の日記は1回1ページだったが、この日のは3ページにわたって書かれていた。

Hは大学の前期試験が2日前に終了。沙織もこの日は部活は無く午前からデートに。
待ち合わせは、いつも例の公園にしていたようだ。
車で20分位の水上公園に行って、プールなどで泳いだらしい。
この日の前日に沙織は水着を買いに行った。
Hの希望に応えて、少し恥ずかしいがビキニにした。
何色かのストライプで、首の後ろ側と背中の部分で結ぶ種類。下は上と同じ柄だった。
夕方6時から塾なので、10時から3時頃まで水上公園、その後食事して終わりの予定だった。

しかし12時頃、テニス部の人が友達と来ているのを発見。
Hは教育実習中に何度もテニス部に顔を出しているだけに知られている。
2人は仕方なく切り上げる事に。
12時台半ばで食事する場所はどこも混んでいるので、マックのドライブスルーを利用。
そのまま沙織の家に行く事に。

食事をして少しおしゃべりをした後、Hは沙織にお願いをした。
短い時間しか見れなかったので、もう1度水着姿が見たいと。
沙織も少ししか着れなくて残念だったし、日記に貼る写真にしようと思い、着替えることに。
水着姿になり、写真を撮ってもらったらしい。

その後、また服に着替えに部屋に戻ろうとしたら、
Hさんに、今度は水着のまま一緒にシャワーを浴びようと誘われた。
すごく下心を感じたけど、プールから出る時に慌てて出てきてシャワー浴びてなかったし、
初セックスを待ってもらう約束もしてたからと信用してOKする。
でも、内心期待していた部分も有ったらしい。

沙織が先に風呂場に行き、後から着替えたHが入ってくる。
最初に沙織がHの背中を洗い、次はHが沙織の背中を洗う。
次にお互いに自分で前を洗い、シャワーを浴びたそうだ。

洗い終わり、体を拭いて出ようかという時だった。
後ろからHに抱きしめられ、前を向かされHとキス。
立ったまま、10秒くらい抱き合う。
Hの手が背中と首の後ろ側に動き、沙織のビキニの紐の結び目をほどく。
沙織は少し抵抗したらしいが、そのままHにおっぱいを見せる事に。
Hは浴槽の淵に腰掛けで、立ったままの沙織の胸にキスしたり揉んだりした。
沙織は恥ずかしかったけど、大人しくしていたようだ。

次にHは水着の下側に手をかける。
沙織はまた抵抗したが、見たいと何回もお願いされ、Hに見せる事に。
こんな事なら少し毛の処理をしておけばと思ったらしい。
Hは何かするかと思ったが、沙織のアソコを見た後に軽くキスを1回しただけだった。
そのまま沙織は風呂場を出て洗面所で体を拭く。Hも水着を履いたまま風呂場内で体を拭いた。

体を拭き終わり、バスタオルを巻いた沙織。Hも拭き終わり風呂場内から出てくる。
Hは突然沙織を後ろから抱きしめた後、今度は抱き上げた。
どういう風にだがわからないが、沙織はいわゆるお姫様抱っこをされたらしい。
そのまま抱えられ、2人は沙織の部屋に。

部屋に行き、ベッドに降ろされる沙織。
この時には、これからロストバージンするんだと覚悟していたらしい。
バスタオルを取られ、再び裸を見せる。
Hは色んなところを愛撫したらしい。
Hも水着を取る。沙織はかなり恐怖心が芽生えたらしい。それまで男のモノを見たことなかったから。
Hのモノは既に勃っていたようだ。

「沙織がほしい」とHに言われる。その時が来たのだ。
沙織はうなずきHを受け入れる。生のまま正常位でする事に。
しかし緊張感や痛みの為に上手く入らない。
そこはさすがに経験者のH。沙織のアソコをかなり長い時間かけて、舐めたりしたらしい。
沙織は頭がおかしくなりそうな感覚を覚えたそうだ。

再びHがモノを挿れようとする。
Hは「大丈夫だよ」と言いながら、両手を握ってくれていたらしい。
そして、今度は多少ほぐれていたのかそんなに痛みも無いまま、Hを受けいれた。
少しずつ奥まで入れてもらう。そして、ある瞬間かなり強い痛みが走り、Hのが奥まで一気に来たそうだ。
そう、その強い痛みが走った瞬間、沙織は処女を失ったのだ。
奥まで入れたまま、少しHは落ち着くまで待っていてくれたらしい。
沙織が落ち着いた後、速さのテンポを変えながら沙織の中を突く。
5分くらい、色々なところをキスしながら出し入れしたようだ。
そして、モノを引き抜き沙織のお腹に発射。
Hのモノに血がついていてすごくグロテスクに見えたらしい。
しかし、Hが気持ちよくなってくれたことが嬉しかったようだ。
疲労感と痛みの中、すごい幸せな気分になったらしい。

こうして初の行為が終わり、無事ロストバージンを終えた。
『痛かったけど、優しくしてもらってすごく嬉しかったし幸せだった。
相手が経験者のHさんだったから良かったのかも。』
と日記には書かれていた。

シーツとかタオルに血がついてしまったので、事後処理をする事に。
水着とかと共に洗濯をする。
その間、沙織とHは居間で初体験の感想などを話していたらしい。

Hはその日、コンドームを持っていた。付き合いだしてからはいつも一応持っているらしい。
沙織は処女ではなくなり女として目覚めたのだろうか、それとも性への興味が出たのだろうか。
なんと沙織の方から、ゴムをつけてセックスをしてみたいとねだったそうだ。
当然Hの返答はOK。そのままソファーで正常位で2回目のセックスをした。
ゴムがつるつるして動きがスムーズだったので、
1回目は痛みが多かったけど今回は少し気持ちよさも感じたらしかった。
Hがイク時、Hのモノがピクピク動いてるのを感じて、なんか可愛いと思ったらしい。

2回目のセックスが終わったのが、5時過ぎらしかった。
沙織は塾があるのでHは帰ったそうだ。
しかし沙織はこの事を忘れずに日記に書きたいので、塾を休んだらしい。
そして、3ページに渡って日記を書いたようだ。
この日は写真が2枚貼られていた。1枚目は水着の写真、2枚目は普通の写真だ。
2枚ともソファーに座っての写真だった。
沙織は写真の下側にいつも1行の短いコメントを付けていたが、
1枚目が、『水着姿。このあと幸せの時間が(ハートマーク)』
2枚目が、『ロストバージンした直後。少しは大人っぽくなった?』だった。

俺も2枚の写真を見ながら、
水着の方の写真で、
(ああ、この後処女じゃなくなるんだな)
とか、2枚目の写真で
(処女じゃなくなった後か。さらにこのソファーでまたセックスするんだな)
などと考えながら、よくオナニーした。

初セックスの約束をしたのに、その2週間後に経験した事に俺は驚いた。
約束通り2月頃のロストバージンだと、初ペッティングの日記を読んだときに思ったからだ。
それでも沙織は幸せで、この時期にロストバージンした事に後悔は全くしていないようだった。

初体験を経験して1週間、お盆の時期が来る。
初体験以降、Hとは1回会ってセックスしていただけだった。
両親は2泊3日で親戚の家に。
当初は沙織も行く予定だったが、受験生だから行かない事に急遽したらしい。
行かないと決めたのは行く日の2日前だった。
行かない理由は当然建前だった。
沙織は、親がいない時にHと2人で過ごしたかっただけなのだ。

両親が出かける。すぐに沙織はHに電話。
2人で3日分の食料を買いに行く。あまり外出の回数が多くない方が良いと思ったのか。
沙織の家に戻り、全ての雨戸を閉めて人の気配がない様にしたらしい。
そして、誰にも邪魔されないで2人きりの時間を過ごした。

沙織にとって、この3日間はとても濃い時間だったらしい。
服はお互い下着姿、裸のときもあった。
する事は、テレビを見るか、ご飯を食べるか、寝るか、お風呂に入るか、それかセックスだけだったようだ。

2人は3日間で数え切れないほどセックスをした。日記によると15回くらいしたらしい。
2人は色々なセックスをした。
今までは正常位でしかした事無かったらしいが、バック・騎乗位・座位・側位などをした。
フェラや手コキも教えてもらい、2回ほど口内発射されて飲んだらしい。
『はっきり言って美味しくない。大好きなHのじゃないととても飲めない』と書かれていた。

2日目に、Hが沙織に今日中にイカせると宣言し、
長時間アソコを舐められたり弄繰りまわされて、初めてイク事を体験。
その後、セックスでも何回かイッたようだ。
頭が真っ白になって、何が何だか分からなくなってしまう感覚らしい。男の俺には理解できないが。
沙織は14歳にして、女の悦びを知ったようだった。

濃厚な3日間が終わった後も、
夏休み中は平日のほぼ毎日、セックスしていたようだ。
楽しい事を覚えたてのときは、他の事に目もくれずにそれにのめり込むように。
部活は午前中、塾は夕方からなので、一緒に昼食を食べて1・2回セックスするのが日課だったようだ。
部活が休みで朝の8時から夕方の4時頃まで何回も愛し合ってる日も有った。

思い出すと、夏休みの最中に学校で沙織になぜ真昼間に部屋の雨戸を閉めるのかと聞いた事があった。
沙織は、クーラーつけても日差しが強すぎて涼しくならないからと答えていたが、
日記を読んで、雨戸閉めた後に部屋の中でHとセックスしていたんだと気付いた。

9月になり、また俺と沙織は毎日のように顔を合わせることになる。
夏休みの間に一気に女になっていたのに、そんな雰囲気は微塵も見せなかった。
クラスの誰も沙織の変化には気付いてなかったのではないだろうか。
唯一、クラスで一番仲のいい親友には打ち明けたらしいが、そいつの口からも漏れる事は無かった。

学校が始まり毎日のようには会えなくなったが、それでも週に2回位会っていたらしい。
塾の無い日に沙織の家で夕方頃に会うことが多かったようだ。

土・日は親バレしないように会わなかったが、11月の頭に1回無性に会いたくなり電話したそうだ。
その時に初めてホテルに行ったらしい。
なぜかジェットバスに入ったりゲームばっかりしてしまい、1回しかしなかったらしい。

同じ頃、初めてカーセックスも体験していた。
塾の帰りに待ち合わせして、そのまま成り行きでしたらしい。
そして、カーセックスした所がまた予想外の場所だった。
夜で、辺りが暗くて、人がほとんど通らない場所を探した結果、
なんと俺と沙織が通っている中学校の駐車場に止めてカーセックスしたのだ。
2人とも背徳感と誰か来るのではという焦りがあったけど、逆にそれで燃えたらしい。
その後、カーセックスするときは、ほとんどそこだったようだ。

それ以降は特に目新しい事は無いものの、数えられないほど体を重ねていたようだ。
ようやく、その時期に俺は沙織の部屋の覗きを始めていた。
俺は何も知らずに、清純そのものの沙織を眺めているだけで幸せになっていた。
沙織がすでにHとたくさんのセックスをしていることを知らずに・・・

12月以降は、沙織は高校受験間近、Hは卒論や後期試験で色々忙しくなかなか会えなかったらしい。
それでも時々はちゃんと連絡を取り会っていたようだ。
クリスマスイブの時は、両親が寝たのを確認してHと会い、朝までホテルで愛し合ったりもしていた。

年が明けしばらく経ち、俺やクラスのほとんどの奴が高校受験の追い込みがかかっている時、
沙織はすでに第1志望の短大付属に合格済みで進路も決まっていた。
2月以降はまた毎日のようにHと会っていたようだ。

ショックだったのがバレンタインの日記だった。
俺はその年沙織からバレンタインのチョコを貰った。
学校から一緒に帰り、沙織の家の玄関で待たされてチョコを貰い家に帰った記憶がある。
1人でチョコを食べ、ニヤケつきながらも一生懸命勉強していた。
しかし、同じ時に沙織はHに手作りのチョコ(俺のは市販)を渡し、一緒に食べ、
正常位やバックでセックスしていた。
その日記を読んだ時は、嬉しかった思い出が一気に吹き飛んだ気がした。


その後、俺と沙織は中学を卒業し接点がなくなっていった。
それを証明するかのように、高校以降は俺に対しての日記は全く書かれていなかった。
すでに沙織の心に中には俺の存在は無く、Hの色に染まりきっていた。

中学卒業後の沙織とHの関係は、いろんな事があったようだ。
そして、その1つ1つの出来事が俺が今からでも逆転できないかという淡い希望を粉々に打ち砕く。

中学校を卒業し、約1週間後には高校の入学式が、Hも社会人として働く時が来る頃。
2人は1泊2日の旅行に行った。
もちろん沙織は親には言ってない。友達の家に泊まりに遊びに行くと嘘をついていた。
2日目は沙織の15歳の誕生日だった。その日を2人で過ごしたかったらしい。
しかし、口裏を合わせていなかったらしく、誕生日にその友達から家に連絡が来てしまう。
旅行から幸せな気分で帰ってきた沙織に、母親が問い詰める。
そしてバッグの中身を確認され、旅行に行ったのがバレた。
もう逃げられないと思った沙織はHに連絡を取ることに。
近くのレストランで、沙織、沙織の両親、Hの4人で会う事に。
沙織とHは真剣に付き合っていることを両親に伝えたそうだ。
そしてその想いが伝わったのか、両親は2人の付き合いを認めてくれることに。
絶対に別れさせられられると思っていたので、意外だったようだ。
この後、両親の公認に。

沙織が高校生になってからは、Hは社会人なので週末しか会えなくなった。
しかし親の公認になっているので土・日は気兼ね無く会っていた。
お互いの家も近いので学校帰りに直接行く必要もない。
土曜日は学校から帰ってきて、私服に着替え、公園で待ち合わせたりHの家に直接歩いて行っていた。
だから、自転車はいつも置かれていたのだ。
自転車が有るから家にいるのではなく、ただ自転車を使う必要が無かっただけなのだ。
妹のMもCさんと付き合っていた頃は車で行動していたから、その可能性も考えれるはずだったのに・・・

俺と沙織の家は住宅の列の一番かどで、沙織の家の玄関は俺の家の正面では無かった。
正面なら人の出入りに気付くかもしれないが、違う道路に面した側にあるので気付けなかった。

さらに疑問点が。
普通デートの帰りにHは沙織を家まで送るはずだ。
なのに、毎週末に沙織の家の前で車が止まっているのを見たことがなかった。
おかしいなと思ったら、高校入学直後の日記に理由が書かれていた。

Hは俺と沙織が中3のときに大学4年、そして1浪していた。つまり年齢的に8つ上になる。
俺の姉のKも8つ上。姉とHは同級生で顔見知りだったらしい。
沙織の両親の公認を得た直後の3月下旬。Hが沙織の家から歩いて帰る際にたまたま姉と会い、
沙織の向かいの家が俺の姉が住んでいる家だという事を知り、
あまり沙織の家の方まで来たくなくなってしまったとの事だった。
元々沙織も俺や俺の家族を含め近所の人にバレる可能性が低い方がいいと思っていたので、
それ以降は余程の事が無い限り、待ち合わせした公園までしか送ってもらわなかったようだ。
日記を読めば読むほど、2人の付き合いを気付ける可能性が薄かった事が分かる。

その後も、週末や祝日にだけ会うというスタンスは崩さずに、付き合いは続いていた。
お互いの家は家族がいるし、Hも社会人で金を持っているのでホテルに行く事が多かったようだ。

考えてみると高校入学と同時に相手は新社会人。勉強を教えてもらっていた関係。
沙織とHの状況は、妹のMとCさんの状況と似ているなと思った。
片方は高校入学後2ヶ月で終わり、片方は高校卒業間近でも続いている、その差の理由は分からなかったが。
俺は、沙織は恋愛に安心を求めるタイプ、妹のMは刺激を求めるタイプだったのではと思っている。

順調にずっと行っていた2人の付き合いだが、1回だけ大きなヤマ場が有った。
高2の10月、沙織が妊娠しているのが発覚したのだ。
産むのか堕ろすのか、そして2人の付き合いはどうするのか。
沙織と両親、Hとその両親と妹の7人で会い、話したそうだ。
沙織は結婚して産みたかったが、年齢的や世間的な問題も考え泣く泣く中絶する事に。
そして、沙織が短大を卒業したら結婚するという前提に付き合うことで責任を取る事に。
ある意味、沙織は高2の秋の時点で婚約していたのだ。

その後は、ちゃんと避妊に気をつけるようになったみたいだ。

高3の8月、姉はその月に会社の同僚の人と結婚した。
その直前に荷物整理で実家に帰ってきた時に、沙織と会っていた。
多分沙織にいらないものを押し付けようという名目だろうが。
俺は夏期講習で出かけていたので、家に来た事を知っていた程度だった。

姉は俺と沙織の事を中学時代までしか知っていないので、
俺と沙織が付き合っていないので、俺と同じように沙織に恋愛経験が無いと思っていたらしい。
だから沙織に彼氏がいるのに驚いたが、その後2人でお互いの恋愛話をしたらしい。
沙織は彼氏が姉と同じ年だとは言ったらしいが、Hだとは言わなかった。
少しセックス関連の話もしたらしいが、詳細は書かれていなかった。

姉は俺の事を気遣ってなのか、何日か家にいたが沙織のことは一切口にしなかった。

高3の11月の中旬、もう日記も終わりの方だ。
沙織の内部進学が決定。短大の学部も決まる。
短大は高校とは違い、電車で1時間半近くかかる都内にある。
Hの働いている会社も都内で短大から比較的近い場所にある。

お互いの家の公認も有るとの事で、
沙織は両親に、短大に入ったら都内でHと暮らしたいと言った。
両親は当初反対したが、沙織の説得に負けたようだった。
まだ場所は決まっていないけど、3月中には引っ越す事にしたらしい。

この中3から高3までの日記を、丸1日半かけて読んだ。
日記を読み始める前は、付き合う方法はないかと希望を持っていたが、
読み終わった後にはそんな希望・願望は微塵も無くなっていた。2人の間に入り込める余地は無いから。
もう沙織のことはきっぱりと諦めなくてはならないと感じた。

10年以上片想いしていた沙織への失恋は、かなり俺にとって重くのしかかった。
大学に合格して沙織と付き合うという目標を失い、全く勉強をしなくなった。
予備校にも行かなくなり、周りからは受験ノイローゼみたいに思われたりもした。
本当の理由を知っているのは俺だけだったが。
その後、沙織の部屋を覗ける窓はずっと雨戸をかけていた。沙織の事を思い出さないように。

何ヶ月かしてようやく持ち直し、改めて予備校に通い1浪で大学に合格した。
全ての思い出を忘れるために、地方の大学に行った。
沙織や妹のMみたいに、女は年上で勉強教えてくれる人に弱いのかと思い教職も取った。
そして、4年のときにHと同じように俺と沙織が通っていた中学校に教育実習へ。

しかし、Hと違い俺は背も高くないし格好良くなかった。
そして恋愛経験も無いままだったので、女の子との接し方も全然分かっていなかった。
1人可愛い中2の子に目をつけてメアドを交換したが、すぐに気味悪がられて終了。
世の中は上手くいかないみたいだ。

1回、海に行って童貞を捨てるチャンスも有ったが、寸前のところで失敗に終わった。
まあこの時は、失敗に終わってよかったという思いもあるが。
でもつくづく俺には女運が無いのかなって思った。

今年の4月から自宅に戻り社会人としてスタートしている。まだまだ仕事覚えている最中だ。
相変わらず彼女いない歴=年齢だが、身の丈に有っているのかも。
なるようになればと思っている。
失恋以降、女の人に対して恐怖感を持っているかもしれない。

沙織の家族は、俺が大学1年から2年の間の3月に引っ越してしまい、
それ以降母親同士の連絡が時々ある程度だ。
今は沙織の部屋が有った場所には小学生の男の子が住んでいる。

家族や中学時代の知り合いから聞いた話になってしまうが、沙織のその後はというと・・・

予定通り高校の卒業式が終わってから数日後に引っ越したらしい。
短大に行きながら念願の2人きりの生活を始めたが、その生活は長く続かなかった。
別に喧嘩別れしたわけじゃない。
また沙織のお腹にHとの子供が出来たからだった。
沙織は短大を辞め、Hと結婚する事に。
すぐに籍は入れたが、結婚式はしなかったようだ。
出産後に親族だけで行ったという話も有るが、実際がどうだったのかは不明だ。

そして、年が明けて2月か3月に男の子を出産した。
沙織の両親が引っ越しの時、沙織も部屋の整理なども有り手伝いに来たらしい。
両親と共に沙織も挨拶に来て、その男の子も連れてきたらしい。
俺の母と妹は結婚した事自体知らなかったのに、
いきなり沙織の子供が、しかももう1歳だったのですごくビックリしたそうだ。
まあ年齢的な物も有るけど、驚いて当たり前だ。
その日の夜に、母から俺にすごい勢いの電話がかかってきたのを覚えている。

それ以降は沙織に関する情報はほとんど無いが、
4歳になった男の子と1歳になる女の子の2児の母になって幸せに暮らしているそうです。
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